秋の味覚でむし歯予防?さつまいも・栗・ぶどうと歯の健康
こんにちは、与野さとむら歯科です。
秋といえば「食欲の秋」。
さつまいも、栗、ぶどうなど旬の味覚が楽しめる季節ですが、「甘いもの=むし歯の原因」と思われがちですよね。
実はこれらの食材には、歯や歯ぐきの健康に役立つ栄養素もたくさん含まれているんです。
今回は秋の代表食材がもつ“歯にうれしい効果”をご紹介します。
🍠 さつまいも 〜天然の“噛むトレーニング”〜
さつまいもは自然な甘みとホクホク感が魅力。
食物繊維が豊富で腸内環境を整えるだけでなく、しっかり噛むことが唾液分泌を促し、むし歯予防につながります。
✅ 歯にうれしいポイント
- 噛む回数が増える → 唾液アップ → むし歯予防
- ビタミンC・E → 歯ぐきの健康維持に効果的
⚠️注意:加熱すると甘みが強くなるので、食後の歯磨きを忘れずに。
🌰 栗 〜歯ぐきをサポートするビタミンの宝庫〜
栗は、ビタミンCやカリウム、マグネシウムが豊富。
歯ぐきの血行促進や歯を支える骨の健康に役立ちます。
✅ 歯にうれしいポイント
- ビタミンC → 歯ぐきの健康維持・歯周病予防
- カリウム・マグネシウム → 骨の強化
⚠️注意:甘栗や甘露煮は砂糖が多いので、できるだけ素焼きや蒸し栗で食べるのがおすすめです。
🍇 ぶどう 〜抗酸化作用で歯ぐきを守る〜
ぶどうに含まれる「ポリフェノール」は抗酸化作用をもち、体の老化予防だけでなく、歯周病の進行抑制にも効果が期待されています。
✅ 歯にうれしいポイント
- ポリフェノール → 歯ぐきの炎症を抑える可能性
- ビタミンB群 → 細胞の再生をサポート
⚠️注意:果糖が多いため、ダラダラ食べず、食後はしっかりケアしましょう。
秋の味覚を楽しむポイント
秋の味覚は栄養豊富で歯や体にもうれしいですが、食べ方次第でむし歯リスクも変わります。
- よく噛んで食べる
- ダラダラ食べない
- 食後は歯磨き・うがいを忘れずに
- 定期的に歯科検診を受ける
まとめ
「甘いからむし歯になる」と一方的に避けるのではなく、食べ方とケア次第で“むし歯予防の味方”になる食材もあるのが秋の味覚の魅力です。
おいしく食べて、しっかり噛んで、きちんと磨く。
このシンプルな習慣を秋から取り入れて、歯も体も健康に過ごしましょう。
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