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インプラントが怖いと感じる理由|痛み・失敗・安全性の本当の話

インプラントが怖いと感じる理由|痛み・失敗・安全性の本当の話

歯を失った際の優れた選択肢、インプラント。しかし、「手術が痛そうで怖い」「もし失敗したらどうしよう」といった漠然とした不安から、治療に一歩を踏み出せずにいませんか?その恐怖心は、もしかしたら正しい知識がないことから生まれているだけかもしれません。

実は、世界的な複数の臨床研究においてインプラントの10年生存率は90%以上と報告されており、科学的根拠に基づき安全性は飛躍的に向上しています。手術中の痛みをほぼゼロにする技術や、失敗のリスクを限りなく減らすための精密な検査・計画が、現代の歯科医療の常識です。

この記事では、インプラント治療に伴う「痛み」「失敗」「安全性」に関する“本当の話”を、客観的なデータと共に専門家の視点から徹底解説します。過度な不安を取り除き、ご自身が納得できる治療法を選択するための一助となれば幸いです。

インプラント手術の「痛み」に対する不安を徹底解説

「インプラントにしたいけれど、手術が痛そうで怖い」。 歯を失った部分を補う優れた治療法だと理解していても、痛みへの不安から一歩踏み出せない方は少なくありません。

しかし、現在の歯科医療では、手術中の痛みはもちろん、手術後の不快な症状もできる限り抑えるための様々な技術や工夫があります。

この記事では、インプラント手術に伴う「痛み」の本当のところと、その不安を解消するための具体的な方法を、専門家の視点から詳しく解説します。 正しい知識を得て、過度な不安を取り除き、ご自身に合った治療法を選択するための一助となれば幸いです。

手術中の痛みはほぼゼロ?進化した麻酔技術(静脈内鎮静法)とは

結論からお伝えすると、適切な麻酔を行えば、インプラント手術中に痛みを感じることはほとんどありません。 手術は、歯を抜くときなどにも使う「局所麻酔」を効かせてから行います。 これにより、手術する顎の骨や歯茎の感覚神経を一時的に麻痺させるため、骨に穴を開ける際も痛みを感じることはないのです。

しかし、「麻酔の注射そのものが苦手」「手術の音や雰囲気に耐えられそうにない」という方もいらっしゃるでしょう。 そのような強い不安や恐怖心をお持ちの方のために、「静脈内鎮気法(じょうみゃくないちんせいほう)」という選択肢があります。

これは、腕の静脈から点滴によって鎮静薬を投与する方法です。 うとうととリラックスした、半分眠っているような非常に落ち着いた状態で手術を受けられます。

静脈内鎮静法の主な特徴

  • 不安や恐怖心の緩和  気持ちが落ち着き、リラックスして治療が受けられます。緊張による血圧の上昇なども防げます。
  • ・ 健忘(けんぼう)効果  手術中のことをほとんど覚えていない方が多く、治療に対する不快な記憶が残りにくいのが特徴です。
  • ・ 嘔吐反射の抑制  お口の中に器具が入ると「おえっ」となりやすい方(嘔吐反射が強い方)も、安心して治療に臨めます。

全身麻酔のように意識が完全になくなるわけではなく、ご自身での呼吸も保たれた安全性の高い方法です。 当院では、この静脈内鎮静法を用いることで、痛みだけでなく精神的なご負担も最小限に抑え、安心して手術を受けていただける体制を整えています。

手術後の痛みと腫れのピークはいつ?期間と対処法を時系列で解説

手術後の痛みや腫れは、手術の範囲(インプラントの本数や骨の処置の有無など)や個人差がありますが、一般的な経過を知っておくことで落ち着いて対処できます。 多くの場合、痛みや腫れのピークは手術後48~72時間(2~3日)で、その後は1週間ほどかけて徐々に和らいでいきます。

時期主な症状対処法のポイント
手術当日~翌日・麻酔が切れるとジンジンとした痛みが出始めます。
・歯茎や頬が少しずつ腫れてきます。
・処方された痛み止めを、痛みが強くなる前に服用するのが効果的です。
・患部を濡れタオルなどで断続的に冷やします(冷やしすぎは血行を妨げるため注意)。
・激しい運動や長時間の入浴、飲酒は血行を促進し、痛みや出血の原因になるため避けてください。
手術後2~3日目・痛みと腫れがピークを迎える時期です。
・内出血により、頬が黄色や紫色に変色することがあります。
・痛み止めを指示通りに服用し、無理せず安静に過ごしましょう。
・食事は硬いものや香辛料などの刺激物を避け、おかゆやスープ、ゼリーなど柔らかいものを選びます。
・処方された抗生剤(化膿止め)は、感染予防のために必ず飲み切ってください。
手術後4日~1週間・痛みや腫れは落ち着き、内出血も徐々に吸収されて色が薄くなっていきます。
・口が開きにくい場合がありますが、徐々に改善します。
・歯磨きの際は、手術した部分の歯ブラシは避け、他の歯を丁寧に磨きます。
・うがいは、傷口の血餅(かさぶた)が取れないよう、優しく行いましょう。
・痛みや腫れが長引く、強くなるなどの異常があれば、我慢せずすぐにご連絡ください。

手術後の痛みは、処方される痛み止めで十分にコントロールできる場合がほとんどです。 痛みや腫れを最小限に抑えるためには、歯科医師の指示を守り、安静に過ごすことが何よりも大切です。

「痛みが怖くて決断できない」方へ 当院の無痛治療への取り組み

「治療は必要だと分かっているけれど、どうしても痛みが怖くて決断できない」。 そのお気持ちを、私たちは決して軽視しません。 当院では、そのような患者さまの不安に真摯に寄り添い、安心して治療に臨んでいただけるよう、痛みと不安を最大限に軽減するための取り組みに力を入れています。

  1. 1.不安を解消する丁寧なカウンセリング  私たちは、治療を始める前に患者さまのお話をじっくり伺います。  どのようなことに不安を感じるのか、過去の歯科治療でどのような経験をされたのか、どんな些細なことでもお聞かせください。  手術の流れや麻酔の方法について丁寧にご説明し、すべての疑問や不安が解消されるまで治療を開始することはありません。
  2. 2.専門家による静脈内鎮静法の実施  特に歯科治療への恐怖心が強い方には、うたた寝のような感覚で手術が受けられる「静脈内鎮静法」を積極的にご提案しています。  専門の知識と経験を持つ歯科医師が、血圧や心拍数などをきめ細かくモニタリングしながら行いますので、安心して治療に集中していただけます。
  3. 3.身体への負担を最小限にする精密な手術  当院ではインプラント専門医と連携し、歯科用CTによる精密な診断に基づいた、正確で低侵襲な手術を心がけています。  事前に顎の骨の厚みや硬さ、神経や血管の位置を3次元的に把握することで、手術の切開範囲や骨を削る量を最小限に抑えることが可能です。  これにより手術時間が短縮され、結果として手術後の痛みや腫れを大きく軽減することにつながります。

抜歯や親知らずの治療と比べてインプラント手術はどれくらい痛いのか

インプラント手術の痛みを、多くの方が経験したことのある「抜歯」と比較してみましょう。 特に、骨に埋まっていて歯茎を切開する必要がある「親知らずの抜歯」と比べると、インプラント手術の方が痛みや腫れは少ないケースがほとんどです。

その理由は、処置内容の違いにあります。

  • 親知らずの抜歯(難症例の場合)  歯茎を切開し、歯の周りの骨を削ったり、歯を分割したりして、骨の中から歯を「取り出す」処置です。  周囲の組織へのダメージが大きくなりやすく、術後に強い炎症反応(痛みや腫れ)が起こりやすい傾向があります。
  • ・ インプラント手術  歯茎を丁寧に開き、CTによる精密な計画に基づいて、インプラントを入れるための穴を正確に「作る」処置です。  必要最小限の範囲で手術を行うため、体への負担は比較的少なく、治癒もスムーズに進みやすいのが特徴です。

痛みの程度を一般的なイメージで並べると、以下のようになることが多いでしょう。 もちろん個人差はあります。

(弱い)単純な抜歯 < インプラント手術 < 骨を削る親知らずの抜歯 (強い)

インプラント手術と同時に骨を増やす処置(骨造成)などが必要な場合は、痛みや腫れが少し強く出ることがありますが、それでも多くの場合、患者さまからは「親知らずを抜いた時よりずっと楽だった」というお声をいただきます。 過度に怖がる必要はありませんので、どうぞご安心ください。

インプラント手術の「失敗」に関する客観的なデータと実態

インプラント治療を考えるとき、「もし手術が失敗したらどうしよう」 「高額な費用をかけたのに、すぐにダメになったら…」 このような不安を感じるのは、決して特別なことではありません。

しかし、現代のインプラント治療は決して運任せのものではありません。 どのような場合に成功し、どのような時に問題が起こりやすいのかは、 長年の世界中の研究と多くの臨床データによって科学的に解明されています。

ここでは、漠然とした不安を解消するために、客観的なデータに基づき、 インプラントの成功率や失敗の具体的な原因、 そして万が一の事態に備えた保証制度について、専門家の視点から詳しく解説します。 正しい知識を持つことが、安心して治療に臨むための第一歩です。

インプラントの10年生存率は90%以上?成功率を左右する要因の本当の話

「インプラントは10年後も90%以上が機能している」という話を聞いたことがあるかもしれません。 これは事実であり、世界的な複数の臨床研究において、 インプラント治療後10年以上の経過をみても、その成功率は95%前後と非常に高い数値が報告されています。

ただし、この高い成功率は、いくつかの重要な条件が満たされて初めて実現するものです。 インプラントの寿命を左右する要因は、患者さまご自身に関わることと、 我々歯科医院側の技術に関わることの両方が深く関係しています。

成功率を左右する主な4つの要因

  • 患者さまご自身の全身の健康状態  糖尿病や骨粗しょう症などのご持病が、主治医のもとで良好にコントロールされていることが重要です。  また、喫煙は血流を悪化させ、インプラントと骨の結合を妨げる大きなリスク因子となります。
  • ・ お口の中の衛生環境  歯周病が残っていると、その原因菌がインプラントにも感染し、土台となる骨を溶かしてしまいます。  日々の丁寧な歯磨きと、定期的な歯科医院でのクリーニングが不可欠です。
  • 歯科医師の精密な診断と技術  歯科用CTで顎の骨の状態を三次元的に正確に把握し、  神経や血管を避けながら、インプラントを最適な位置・角度・深さに埋め込む技術が求められます。
  • ・ 治療後の定期的なメンテナンス  手術の成功がゴールではありません。  インプラントを長持ちさせるためには、ご自宅でのケアに加え、  歯科医院で噛み合わせのチェックや専門的な清掃を定期的に受け続けることが最も重要です。

これらの要因がすべて揃って初めて、インプラントは長期的に安定し、 ご自身の歯と同じように快適に使い続けることができるのです。

失敗の主な原因トップ3(感染・結合不全・設計ミス)と具体的な予防策

残念ながらインプラント治療がうまくいかないケースには、いくつかの典型的な原因があります。 その原因と、当院で行っている予防策を知っていただくことで、より安心して治療に臨めるはずです。

失敗の主な原因どのような状態か当院での具体的な予防策
1. 感染
(インプラント周囲炎)
インプラントは天然の歯と違い、細菌への防御機能が弱く、一度感染すると進行が早いのが特徴です。歯周病菌に感染し、インプラントを支える顎の骨が溶け、最終的に抜け落ちてしまいます。・治療開始前に、徹底した歯周病治療を行い、お口の中の細菌をコントロールします。
・インプラント治療後は、歯科衛生士による専門的なクリーニングと、ご自宅での正しいケア方法の指導を継続的に行い、感染を予防します。
2. 骨との結合不全
(オッセオインテグレーション不全)
手術で埋め込んだインプラント(チタン)と顎の骨が、生物学的にしっかりと結合しない状態です。骨の量が不足していたり、手術時に骨に過度な熱が加わったり、喫煙や糖尿病などが原因で起こります。・手術前に歯科用CTで骨の量や密度を精密に検査し、骨が不足している場合は骨を増やす治療(骨造成)を先に行います。
・インプラント専門医が、骨への負担を最小限に抑える低侵襲な手技で手術を行います。
3. 設計ミス
(過度な力による負担)
歯ぎしりや食いしばり、噛み合わせのバランスが悪いなど、インプラントに過剰な力がかかり続けると、被せ物が壊れたり、インプラント自体がダメージを受けたり、周囲の骨が吸収されたりします。・お口全体の噛み合わせを考慮し、インプラントに過度な負担がかからないよう、精密な治療計画を立案します。
・歯ぎしりの癖がある方には、就寝時にインプラントを守るためのマウスピース(ナイトガード)の装着を推奨します。

これらの失敗を防ぐには、手術前の精密な検査と治療計画、そして治療後の継続的なメンテナンスが両輪となって機能することが不可欠です。 当院ではインプラント専門医と連携し、患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせた安全な治療計画をご提案します。

万が一インプラントがダメになった場合の保証制度と再治療の流れ

どれだけ慎重に治療とメンテナンスを行っても、 生体の反応は100%予測できるものではなく、偶発的なトラブルが起こる可能性はゼロではありません。 そうした万が一の事態に備え、当院ではインプラント治療に保証制度を設けています。

保証制度の内容は、治療後の一定期間内に、インプラント本体の破損や脱落などが起きた場合、 規定に基づき無償または一部のご負担で再治療を行うというものです。

保証制度をご理解いただく上での重要事項

  • 定期メンテナンスの受診が必須条件です  保証は、私たちが推奨する定期メンテナンス(通常3~6ヶ月に1回)を継続して受けていただくことが前提となります。  メンテナンスを怠ってしまうと、保証の対象外となる場合がありますのでご注意ください。
  • ・ 保証の対象とならないケースもあります  ご自身の不注意による外傷(転倒や事故など)や、  当院の指示に従っていただけなかった場合などは、保証が適用されないことがあります。

万が一、問題が起きてしまった場合の再治療は、以下のような流れで慎重に進めます。

  1. 1.原因の徹底的な究明  なぜ問題が起きたのかをCT撮影や口腔内検査で詳しく分析し、原因を特定します。
  2. 2インプラントの除去と治癒期間  問題のあるインプラントを周囲の組織に配慮しながら除去し、骨や歯茎が回復するまで数ヶ月間の治癒期間を置きます。
  3. 3再治療計画の立案と実施  お口の中の状態が安定したことを確認し、原因を排除した上で、安全性が確保できると判断された場合に再手術を行います。

治療を開始する前に、保証期間や内容、条件などを書面で丁寧にご説明いたします。 ご不明な点があれば、遠慮なくご質問ください。

インプラントができない人の条件とは?持病や骨の状態のチェックリスト

インプラントは非常に優れた治療法ですが、残念ながらすべての方に適応できるわけではありません。 安全な治療のために、手術が難しい、あるいはできない条件があります。 ご自身に当てはまる項目がないか、一度セルフチェックをしてみましょう。

【インプラント治療の前に確認が必要な方のチェックリスト】

□ 全身の健康状態について

  • ・血糖値のコントロールができていない重度の糖尿病がある (免疫力が低下し、傷の治りが悪くなるため)
  • ・骨粗しょう症の治療で特定の注射薬(ビスフォスフォネート製剤など)を使用している (手術後に顎の骨が壊死するリスクがあるため)
  • ・心臓や腎臓、肝臓などに重いご病気がある
  • ・過去に顎の骨の周辺に放射線治療を受けたことがある (骨の血流が悪くなり、インプラントが結合しにくくなるため)
  • ・日常的に喫煙しており、本数が多い (血流を阻害し、感染リスクを高め、骨との結合を妨げるため)
  • ・妊娠中である
  • ・顎の骨の成長が終わっていない18歳未満の方

□ お口の中の状態について

  • ・インプラントを埋める部分の骨の量が、高さ・幅ともに極端に少ない
  • ・重度の歯周病が治療されておらず、お口の衛生状態が悪い
  • ・歯ぎしりや食いしばりの癖が非常に強く、コントロールが難しい

これらの項目に当てはまる場合でも、すぐに「インプラントはできない」と決まるわけではありません。 例えば、糖尿病でも内科の主治医と連携し、血糖値が安定していれば治療は可能です。 骨が少ない場合も、骨を増やす手術(骨造成)を行うことでインプラントが可能になるケースは数多くあります。

大切なのは、ご自身の体の状態を正確に私たち歯科医師に伝え、諦めずに相談していただくことです。 当院では、患者さまの健康状態を丁寧にお伺いし、CTによる精密検査を行った上で、 治療が可能かどうかを慎重に判断し、最善の治療法をご提案いたします。

後悔しないための「安全性」を高めるクリニック選びの基準

インプラントは、一度治療すると簡単には元に戻せない、いわば「第二の永久歯」を作る治療です。 外科手術を伴う上に、決して安価ではないからこそ、「どのクリニックに任せるか」という選択は、今後の人生の質を左右する非常に重要な決断となります。

しかし、何を基準に選べば良いのか分からず、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。 安心して治療を任せられるクリニックを見極めるためには、いくつかの大切な基準があります。 ここでは、後悔のない選択をしていただくために、安全性と信頼性を測る具体的なポイントを専門家の視点から詳しく解説します。

安全な手術に不可欠な設備とは?歯科用CTとガイデッドサージェリーの役割

インプラント治療の安全性は、勘や経験だけに頼るものではなく、科学的な根拠に基づいた精密な検査と計画によって支えられています。 その根幹をなすのが「歯科用CT」と「ガイデッドサージェリー」という先進的な医療技術です。

1. 顎の中を三次元で可視化する「歯科用CT」 従来のレントゲンは、建物を正面から写しただけの二次元の写真のようなもので、奥行きや厚みは正確には分かりませんでした。 一方、歯科用CTは、顎の骨や神経、血管の位置関係を三次元の立体画像で詳細に把握できる、いわば「精密な設計図」です。

比較項目従来のレントゲン(二次元)歯科用CT(三次元)
骨の情報の質骨の高さしか分からず、幅や奥行きは推測するしかない。骨の高さ・幅・奥行き・密度(硬さ)まで正確に把握できる。
神経・血管位置を正確に特定することは難しい。太い神経や血管の走行を立体的に把握し、避けることができる。
手術計画経験則に頼る部分が大きくなりやすい。データに基づき、安全で最適なインプラントの埋入位置・角度・深さをミリ単位で計画できる。

歯科用CTによる精密な診断は、手術中に神経や血管を傷つけるといった偶発的な事故を防ぐために、現代のインプラント治療において不可欠な設備と言えます。

2. 計画を寸分の狂いなく再現する「ガイデッドサージェリー」 ガイデッドサージェリーとは、CTデータと専用ソフトを用いてパソコン上で行った手術シミュレーションを、実際の手術で正確に再現するためのシステムです。

ガイデッドサージェリーの流れ

  1. 1.CTで撮影したデータと、お口の中をスキャンしたデータをコンピューター上で重ね合わせます。
  2. 2.画面上で、インプラントを埋め込むのに最も安全で理想的な位置・角度・深さを決定します。
  3. 3.そのシミュレーション通りに手術を行うための「サージカルガイド」というマウスピース型の装置をオーダーメイドで製作します。
  4. 4.手術当日は、このガイドをお口に装着し、ガイドの穴に合わせてインプラントを埋入します。

このシステムを用いることで、フリーハンドの手術で起こりうるわずかなズレを防ぎ、計画通りの位置にインプラントを導くことができます。 これにより、切開範囲を最小限に抑え、手術時間を短縮できるため、患者さまの身体的な負担や術後の痛み・腫れの軽減にも繋がります。

医師の経歴で見るべきポイント インプラント専門医・指導医の重要性

優れた設備があっても、それを的確に使いこなし、最終的な診断や治療を行うのは歯科医師です。 実は、インプラント治療は特別な資格がなくても、歯科医師の免許さえあれば誰でも法的に行うことが可能です。 だからこそ、医師の知識や技術、経験を見極めることが極めて重要になります。

その客観的な指標となるのが、日本口腔インプラント学会などが認定する「専門医」や「指導医」といった資格です。 これらの資格は、厳しい基準をクリアした医師のみに与えられます。

  • ・専門医  学会が定めた研修施設で一定期間以上の経験を積み、規定数の症例報告を行い、筆記試験や面接試験に合格した歯科医師です。インプラントに関する高度な知識と技術を持つことの証明となります。
  • ・指導医  専門医の中でも、さらに豊富な臨床経験と教育的な実績を持ち、専門医を育成する立場にある歯科医師です。インプラント治療におけるトップレベルの知識と技術を有していると言えます。

クリニックのウェブサイトなどで、担当する医師がこうした資格を持っているか、また、インプラント治療にどのくらい携わってきたのか(経験年数や症例数)を確認することは、医師の技量を判断する上での一つの目安となります。 当院のように、インプラント専門医と連携して治療を行う体制を整えているクリニックを選ぶことも、安全性を高める有効な方法です。

治療前に確認すべき3つのこと カウンセリング・治療計画・費用説明の質

安心して治療に臨むためには、技術や設備だけでなく、患者さまとクリニックとの間に強固な信頼関係が築かれていることが不可欠です。 その信頼関係は、治療前の丁寧で誠実な説明によって育まれます。 以下の3つのポイントについて、ご自身が納得できるまで説明してくれるクリニックを選びましょう。

確認する項目こうした対応をしてくれるクリニックを選びましょう
1. カウンセリングの質・患者さまの悩みや希望、不安を時間をかけてじっくり聞いてくれる。
・インプラントのメリットだけでなく、リスクやデメリット、起こりうる偶発症(合併症)についても正直に説明してくれる。
・ブリッジや入れ歯など、他の治療法も含めた選択肢を公平に提示し、それぞれの長所・短所を比較説明してくれる。
2. 治療計画の説明の質・CT画像など実際のデータを見せながら、なぜその治療計画が最適なのか、その根拠を分かりやすく説明してくれる。
・治療開始から完了までの具体的な流れ、必要な期間、通院回数の目安を明確に示してくれる。
・治療後のメンテナンスの重要性や、具体的なケアの方法まで丁寧に説明してくれる。
3. 費用説明の質・「総額でいくらかかるのか」を見積書として書面で明確に提示してくれる。
・見積もりの内訳(検査料、手術料、被せ物の費用など)が分かりやすく記載されている。
・追加費用が発生する可能性があるのはどのようなケースか、事前に説明がある。
・保証制度の有無やその内容、条件について詳しく説明してくれる。

「すべてお任せください」といった抽象的な言葉だけでなく、患者さまの疑問や不安がすべて解消されるまで、真摯に向き合ってくれる姿勢があるかどうかが、信頼できるクリニックを見極める上で最も大切なポイントです。

セカンドオピニオンを活用して納得のいく治療を選択する方法

提案された治療計画に少しでも疑問や不安を感じた場合、他の歯科医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」を活用することを強くお勧めします。 これは、担当医を変えることではなく、より良い決断を下すために、別の専門家から客観的な意見をもらうためのものです。

セカンドオピニオンが特に有効なケース

  • ・ 「インプラント以外の選択肢はない」と言われたが、他の可能性も知りたい。
  • ・ 提示された治療費が妥当なのか、客観的な意見が聞きたい。
  • ・ 「骨が足りないためインプラントは無理」と診断されたが、骨を増やす治療などで対応できないか相談したい。
  • ・ 医師の説明が専門的で難しく、十分に理解できなかった。

セカンドオピニオンを希望する際は、まず現在の主治医にその旨を伝え、紹介状やCTなどの検査データの提供をお願いしましょう。 データを共有することで、再度同じ検査を受ける身体的・経済的な負担を減らすことができます。

複数の専門家の意見を聞くことで、ご自身の状況を多角的に理解し、それぞれの治療法のメリット・デメリットを冷静に比較検討できます。 最終的に、ご自身が「この先生なら信頼できる」「この治療法なら納得できる」と思える選択をすることが、後悔のないインプラント治療への第一歩です。

まとめ

今回は、インプラントが「怖い」と感じる理由について、痛み・失敗・安全性の観点から詳しく解説しました。 手術への不安は、決して特別な感情ではありません。しかし、その多くは「よく知らない」ことから生まれます。

現代のインプラント治療は、CTなどの精密な検査や麻酔技術の進歩により、安全性は格段に向上し、痛みも最小限に抑えることが可能です。最も大切なのは、あなたの不安に真摯に耳を傾け、納得できるまで丁寧に説明してくれる信頼できる歯科医師を見つけることです。

「第二の永久歯」を手に入れるための第一歩は、まず専門家に相談することから始まります。一人で悩まず、ぜひ一度カウンセリングであなたのお話を聞かせてください。正しい知識を得ることで、きっと安心して治療への一歩を踏み出せるはずです。

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