噛み合わせ

当院の噛み合わせ治療の
特徴

噛み合わせ(咬合)の治療は、歯や顎の機能だけでなく、全身の健康にも大きく影響します。当院では、噛み合わせに起因する不調を解消し、快適な口腔環境を提供するため、以下の特徴を持った治療を行っています。

患者一人ひとりに合わせた個別診断

精密検査を実施

噛み合わせの問題は個々に異なるため、歯の形状や顎の動き、筋肉の緊張状態などを詳細に検査します。

  • 咬合紙を使った噛み合わせの確認
  • CTやX線を用いた
    顎関節や骨の状態の把握
  • 必要に応じて、
    歯列模型を作成して
    シミュレーションを実施

全身の健康状態を考慮

噛み合わせが頭痛、肩こり、顎関節症などの全身症状に影響している場合、口腔内だけでなく全身との関連性も重視した診断を行います。

最新の技術と設備を活用

デジタル技術の活用

コンピュータを用いたデジタル分析により、患者様の噛み合わせ状態を正確に把握し、精密な調整が可能です。

  • デジタルスキャンで
    歯や顎の形状を3Dで可視化
  • 咬合分析ソフトを用いた力の
    分布やバランスのチェック

顎関節症対応

顎関節の動きをモニタリングする機器を用いて、顎関節症の治療における適切な対策を講じます。

噛み合わせ治療の専門チーム

経験豊富な歯科医師

噛み合わせ治療に特化した歯科医師が診療を担当します。これにより、問題の原因を的確に特定し、適切な治療法を提案します。

歯科衛生士・技工士との連携

歯科衛生士や歯科技工士と密接に連携し、補綴物や矯正装置の作製・調整を行います。

幅広い治療方法

噛み合わせ治療には、さまざまなアプローチが必要です。当院では、患者様の症状やニーズに応じて、以下の方法を組み合わせた最適な治療を提供します。

調整治療

歯の表面をわずかに削ることで、噛み合わせの高さやバランスを整えます。

矯正治療

噛み合わせの不具合が歯並びに起因している場合、矯正装置を使用して歯並びを改善します。

補綴治療

歯の欠損や摩耗が噛み合わせに影響を与えている場合、詰め物や被せ物を用いて補綴治療を行います。

スプリント療法

顎関節症や咬合不全がある場合、スプリント(マウスピース)を装着し、顎の位置を調整します。

筋機能療法

顎や顔の筋肉にアプローチすることで、顎の正しい動きをサポートします。

痛みの少ない治療

  • 噛み合わせ治療に伴う不快感や痛みを最小限に抑えるため、丁寧で慎重な治療を心がけています。
  • 必要に応じて麻酔や痛みを軽減する処置を行います。

メンテナンスとフォローアップ

定期的なチェック

治療後も噛み合わせの状態が安定しているかを確認するため、定期的な検診を行います。

セルフケアの指導

噛み合わせを良好に保つための日常生活での注意点やセルフケア方法(正しい姿勢、噛み癖の改善など)をアドバイスします。

患者様へのカウンセリング重視

丁寧な説明

噛み合わせの問題や治療内容について、専門用語を使わずに分かりやすくご説明します。

患者様のご希望に寄り添った治療計画

治療方針を決定する際には、患者様の生活スタイルや希望を十分に考慮します。

まとめ

当院では、噛み合わせの問題を口腔内だけでなく全身の健康も視野に入れた総合的なアプローチで解決します。最新技術と専門知識を駆使して、一人ひとりに最適な治療を提供し、長期的な健康維持をサポートします。気になる症状がある方や予防を考えている方は、ぜひ一度ご相談ください。

噛み合わせが悪いことによる悪影響について

噛み合わせ(咬合)の乱れは、口腔内だけでなく、顎、筋肉、骨格、さらには全身の健康にまで影響を及ぼします。

噛み合わせが悪いことによる
主な悪影響

口腔内のトラブル

歯への負担増加

  • 噛み合わせが悪いと、特定の歯に過度な力がかかり、歯の摩耗、亀裂、破折が起こりやすくなります。
  • 詰め物や被せ物が外れやすくなることもあります。

虫歯や歯周病のリスク増加

噛み合わせの不良により清掃が行き届かない部分が増え、歯垢がたまりやすくなることで、虫歯や歯周病の原因となります。

顎関節への影響

顎関節症

噛み合わせの乱れにより、顎関節や周辺の筋肉に負担がかかり、以下の症状が出ることがあります。

  • 顎の痛み
  • 顎が鳴る(クリック音や関節雑音)
  • 口が開けにくくなる
  • 顎の疲労感や違和感

顎の位置のズレ

顎の不適切な位置が習慣化することで、顔の非対称や顎の変形が進む場合もあります。

筋肉や骨格への影響

頭痛

噛み合わせの乱れにより、咬筋(噛むための筋肉)や側頭筋に過剰な力がかかり、緊張性頭痛を引き起こすことがあります。

首や肩、背中のコリ

噛み合わせの不良が原因で顎や首周りの筋肉に負担がかかり、結果的に首や肩、背中の筋肉が硬直し、慢性的なコリや痛みを感じるようになります。

姿勢の悪化

噛み合わせのズレが骨格に影響を与え、姿勢が悪くなることがあります。猫背や側弯症状を助長する場合もあります。

顔の筋肉の不均衡

偏った噛み癖により、顔の筋肉のバランスが崩れ、顔の左右非対称が目立つことがあります。

消化器官への影響

食べ物の咀嚼不良
  • 噛み合わせが悪いと、食べ物を十分に咀嚼できず、消化器官に負担がかかります。
  • 咀嚼不足により胃腸の調子を崩し、消化不良や便秘を引き起こすことがあります。

神経系への影響

自律神経の乱れ

噛み合わせの不良がストレスとなり、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、以下の症状が現れることがあります。

  • 睡眠障害
  • 集中力低下
  • 倦怠感
顎関節の神経圧迫

顎周辺の神経が圧迫されることで、耳鳴りやめまい、視界のぼやけなどが起こることもあります。

精神的な影響

  • 噛み合わせが原因で慢性的な頭痛や身体の不調が続くと、ストレスが増大し、イライラ感や不安感を引き起こすことがあります。
  • 痛みや不快感が睡眠や日常生活に影響を及ぼし、生活の質(QOL)が低下する場合があります。

美容面での影響

口元や顔の形状の変化

噛み合わせのズレにより、顔が歪む、口元が突出する、あるいはほうれい線が目立つことがあります。

老け見えの原因

噛み合わせの悪さが咬筋の過剰な緊張を招き、顔のたるみや老けた印象を与えることがあります。

噛み合わせが悪い状態の放置が招くリスク

噛み合わせが悪い状態を放置すると、症状が慢性化し、治療が複雑化することがあります。早期に治療を行うことで、悪影響を最小限に抑えることができます。

まとめ

噛み合わせの不良は、単なる口腔内の問題ではなく、全身にさまざまな悪影響を及ぼします。頭痛や肩こり、姿勢の悪化、消化不良などの症状が見られる場合、噛み合わせが関係している可能性があります。気になる症状がある方は、歯科医院で専門的な診断を受けることをおすすめします。

噛み合わせ治療が必要な方

以下のような症状や特徴がある場合、噛み合わせの不良が原因となっている可能性があります。噛み合わせ治療を受けることで、症状の改善や予防が期待できます。

顎や歯に違和感を感じる方

顎の痛みや違和感

  • 顎を動かすと痛む、重だるさを感じる。
  • 顎がカクカク音を立てる(クリック音)。
  • 口を大きく開けるのが難しい。

歯に負担を感じる

  • 歯ぎしりや食いしばりをしている。
  • 特定の歯が痛い、しみる、削れている。
  • 詰め物や被せ物が頻繁に取れる。

全身に不調を感じる方

頭痛や偏頭痛

頭痛の原因が分からない場合、噛み合わせが影響している可能性があります。

首や肩、背中のコリや痛み

マッサージやストレッチでも改善しない慢性的なコリ。

姿勢の悪化

猫背や背骨のゆがみが気になる。

口腔内にトラブルがある方

歯並びや噛み合わせが気になる

  • 歯並びが乱れている、前歯や奥歯がうまく噛み合っていない。
  • 上下の歯の間に隙間がある(開咬)や、歯が重なり合っている(叢生)。

歯の摩耗や破損がある

  • 歯がすり減って短くなっている。
  • かけたり、ひび割れが多い。

虫歯や歯周病の頻発

噛み合わせの不良により清掃が行き届かず、トラブルが繰り返し起きる。

顔や口元に違和感を感じる方

顔の左右差や歪みが気になる

噛み合わせの偏りにより顔が歪んでいるように感じる。

口元の見た目が気になる

  • 口元が突出している、または引っ込んでいる。
  • 噛み合わせによるほうれい線や顎周りのたるみ。

咀嚼や発音に問題がある方

食べ物がうまく噛めない

  • 食べ物を十分に噛み切れず、飲み込みづらい。
  • 一部の歯だけで噛んでいる。

発音がうまくいかない

特定の音が発音しづらい(特にサ行やタ行)。

習慣や生活の中で
気になることがある方

歯ぎしり・食いしばり

  • 寝ている間に歯ぎしりをしていると指摘される。
  • 日中も無意識に食いしばる癖がある。

睡眠時の不調

  • 起床時に顎が疲れている。
  • 睡眠時無呼吸症候群と診断されたことがある。

顎周りの筋肉の疲労感

  • 長時間話すと顎が疲れる。
  • 硬いものを食べると顎がだるくなる。

その他の症状がある方

耳鳴りやめまい

原因不明の耳鳴りやめまいがある場合、噛み合わせが関係していることがあります。

ストレスが多い方

ストレスによる
食いしばりが慢性化している。

こんな場合は早めに相談を

  • 症状が日常生活に影響している。
  • 原因不明の不調が続いている。
  • 歯科や整体などで改善が見られない症状がある。

まとめ

噛み合わせの乱れは、口腔内だけでなく全身の健康にも影響を与えることがあります。上記に当てはまる症状がある場合、専門的な診断を受けることで根本的な原因を特定し、適切な治療を受けることが大切です。気になる症状がある方は、ぜひ一度歯科医院にご相談ください。

噛み合わせ治療の流れ

噛み合わせ治療は、患者様一人ひとりの症状や原因に合わせた計画を立て、段階的に進めていきます。以下は一般的な噛み合わせ治療の流れです。

初診・カウンセリング

症状やお悩みのヒアリング

顎の痛み、歯の摩耗、頭痛、肩こりなど、気になる症状や生活習慣を詳しく伺います。また、噛み合わせによる影響を丁寧に説明し、治療の目的やゴールを共有します。

精密検査

噛み合わせの不調の原因を正確に特定するため、以下のような検査を行います。

噛み合わせの検査

咬合紙を使った噛み合わせの接触点チェック。顎の動きや筋肉の使い方を確認。

歯や顎の形状の検査

歯型を採取して咬合器で分析し、噛み合わせの状態を再現。必要に応じて、デジタルスキャンで歯列を3Dで記録。

顎関節の検査

CTやX線で顎の骨や関節の状態を確認。顎の動きを観察し、異常があるかを診断。

筋肉・姿勢の検査

頭、首、肩、背中の筋肉の緊張状態や姿勢をチェック。筋肉の負担が噛み合わせと関連しているかを評価。

診断・治療計画の説明

診断結果の共有

検査の結果を元に、噛み合わせの状態や問題点を分かりやすく説明します。(例:特定の歯に負担が集中している、顎の位置がずれているなど)

治療計画の提案

患者様の症状やライフスタイルに合った治療法を提案します。治療期間や費用についても詳しくご説明します。

治療の実施

噛み合わせの不良の原因や症状に応じて、以下の治療方法を組み合わせて実施します。

調整治療(咬合調整)

歯の表面を微調整して、噛み合わせのバランスを整えます。また、過剰な力がかかっている歯や、噛み合わせが高い部分を調整します。

矯正治療

歯並びや噛み合わせが根本的に乱れている場合、矯正装置を使用して改善します。部分矯正や全体矯正など、患者様の状態に応じた方法を選択します。

スプリント療法(マウスピース療法)

顎関節や筋肉の負担を軽減するため、スプリント(マウスピース)を装着します。また、顎の位置を正常化するための装置を使用し、正しい咬合を促します。

補綴治療

詰め物や被せ物で噛み合わせを整える場合、適切な高さや形状を再現します。歯が欠けたり摩耗している場合、セラミックやレジンなどで補修します。

筋機能療法

顎や顔の筋肉に働きかけ、正しい噛む動作を習慣化させます。必要に応じて口腔周囲筋のリハビリを行います。

定期的なフォローアップ

治療後の噛み合わせが安定しているかを確認するため、定期的にフォローアップを行います。

噛み合わせのチェック

定期的に咬合調整を行い、噛み合わせが崩れていないか確認します。

噛み癖や生活習慣の改善指導

偏った噛み癖や食生活、姿勢の改善方法をアドバイスします。

スプリントの調整

マウスピースの使用状況を確認し、必要があれば調整や交換を行います。

治療期間について

噛み合わせ治療の期間は、患者様の状態や治療方法によって異なります。

軽度の咬合調整

数回の通院で終了する場合があります。

矯正治療や補綴治療が必要な場合

数ヶ月〜数年かかることもあります。

まとめ

噛み合わせ治療は、症状の改善だけでなく、口腔内や全身の健康を長期的に維持するためにも重要です。初期段階の検査や診断を丁寧に行い、最適な治療プランを提案することで、患者様一人ひとりに合ったケアを提供します。気になる症状がある場合は、早めに歯科医院でご相談ください。

噛み合わせの
調整方法について

噛み合わせ調整(咬合調整)は、噛み合わせが原因で歯や顎、筋肉、全身に不調が出ている場合に、適切な方法で改善を目指す治療です。以下は代表的な調整方法です。

咬合調整(歯の形を微調整)

概要

歯の噛み合わせの高さや接触面を、専用の器具や研磨器を使って微調整します。噛み合わせが不均一な部分を削ることで、力のバランスを整えます。

手順

咬合紙による診断

咬合紙を噛むことで歯の接触点を可視化します。噛み合わせが高すぎる箇所や、力が過剰にかかっている箇所を特定します。

研磨と調整

研磨器具で歯の表面を少し削り、高さを調整します。必要に応じて、調整後の歯を再度チェックします。

メリット

  • 比較的短時間で終了。
  • 歯の形を少し削るだけで症状が改善する場合に適している。

マウスピース療法
(スプリント療法)

概要

噛み合わせの負担を軽減するため、専用のマウスピース(スプリント)を装着します。顎関節や歯への負担を和らげ、正しい顎の位置に導きます。

手順

型取りとスプリント作製

患者様の歯列に合わせたマウスピースを製作します。

装着と調整

スプリントを装着し、
噛み合わせや顎の位置を調整します。また、使用中に異常があれば再調整します。

メリット

  • 歯を削らずに噛み合わせの調整が可能。
  • 歯ぎしりや食いしばりによる
    負担軽減にも効果的。

歯の補修や補綴治療

概要

歯が摩耗、破損、欠けている場合、詰め物や被せ物を利用して噛み合わせを調整します。高さや形状を再構築することで、力のバランスを整えます。

手順

診断と設計

噛み合わせの状態を診断し、詰め物や被せ物の形状や高さを設計します。

治療の実施

必要に応じて、セラミックやレジンなどの材料で補修します。また、最終的な噛み合わせの確認と調整もします。

メリット

  • 噛み合わせの高さや形状を正確に再現可能。
  • 長期的な安定が期待できる。

矯正治療

概要

歯並びや顎の位置そのものを改善するため、矯正装置を使用します。特に歯列不正が噛み合わせの乱れを引き起こしている場合に有効です。

手順

矯正装置の装着

部分矯正や全体矯正を選択します。ワイヤーやマウスピース型矯正器具を使用します。

治療の実施

定期的に装置の調整を行い、噛み合わせが正しい位置に整うようサポートします。

メリット

  • 根本的な噛み合わせや
    歯並びの改善が可能。
  • 審美的な改善効果も期待できる。

筋機能療法(リハビリテーション)

概要

顎や顔周りの筋肉を鍛えたり、過剰な力をコントロールするトレーニングを行います。筋肉のバランスを整えることで、正しい噛む動作を習慣化しましょう。

手順

筋肉の評価

噛む際に使われる筋肉の状態を確認。

トレーニング指導

顎の開閉運動や咀嚼運動のトレーニングします。必要に応じて、口腔周囲筋のマッサージやストレッチも行います。

メリット

  • 顎関節や筋肉の負担軽減。
  • 自然な動きで噛み合わせの改善を目指せる。

外科的治療(必要な場合)

概要

顎骨の形状や位置に問題がある場合、外科的なアプローチで噛み合わせを改善します。顎変形症や重度の噛み合わせ不良に適用されることがあります。

手順

精密検査

CTやX線を用いて顎骨の位置や形状を詳細に分析。

外科的矯正手術

顎の位置を適切に整える手術を実施します。術後に矯正治療で仕上げの調整を行う場合もあります。

メリット

  • 根本的な改善が可能。
  • 噛み合わせと顔のバランスを整えられる。

噛み合わせ調整後の注意点

定期的なフォローアップ

噛み合わせは日常生活や成長過程で変化するため、定期的な検査が必要です。

生活習慣の改善

食いしばりや片方だけで噛む癖などの習慣を改善し、噛み合わせを維持します。

メンテナンスの継続

マウスピースや詰め物などを使用している場合、適切なメンテナンスを行います。

まとめ

噛み合わせの調整は、患者様の状態や原因に応じてさまざまな方法が選ばれます。軽度の調整から矯正、外科的アプローチまで幅広い治療法があり、早期の対応が症状の改善につながります。気になる症状がある場合は、歯科医師にご相談ください。

補綴治療とは

補綴治療(ほてつちりょう)とは、虫歯や歯周病、外傷などで失われた歯や歯の一部、あるいは顎の形態や機能を人工物で補う治療法です。単に歯の見た目を改善するだけでなく、噛む機能(咀嚼機能)発音(構音機能)、さらには顔の見た目(審美性)を回復・維持することを目的としています。

補綴治療の役割

機能の回復

噛む・飲み込む・話すなどの日常生活で必要な口腔機能を改善します。

審美性の向上

失われた歯や顎の形を補うことで自然な見た目を取り戻します。

口腔全体の健康維持

噛み合わせのバランスを整えることで他の歯への負担を軽減します。

補綴治療の種類

クラウン(被せ物)

適用例: 虫歯治療や歯が大きく欠けている場合。

特徴:

  • 歯の上に人工の被せ物を装着して、形や機能を回復します。
  • 材質には金属、セラミック、ハイブリッドセラミックなどがあります。

ブリッジ

適用例: 失った歯の両隣に健康な歯がある場合。

特徴:

  • 両隣の歯を支えとして人工歯を固定します。
  • 噛み合わせや咀嚼機能を補うために適していますが、支えとなる歯に負担がかかる場合があります。

インプラント

適用例: 失った歯の部分を他の歯に頼らず回復したい場合。

特徴:

  • 顎の骨に人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工歯を装着します。
  •  他の歯を削らずに済み、長期的な機能回復が可能です。

義歯(入れ歯)

適用例: 歯が広範囲で失われた場合。

種類:

  • 部分義歯: 一部の歯を補う義歯。
  • 総義歯: 全ての歯が失われた場合に使用。

特徴:

  • 取り外し可能で、比較的短期間で製作可能。
  • 定期的な調整が必要。

ラミネートベニア

適用例: 前歯の欠け、変色、形の修正など。

特徴:

  • 歯の表面に薄いセラミックを貼り付けて見た目を改善します。
  • 特に審美性が求められる部位で使用されます。

補綴治療の流れ

初診・診断

  • 現在の歯や噛み合わせの状態を診察し、補綴物が必要な箇所を特定します。
  • 必要に応じてレントゲンや口腔内スキャンで詳細を確認します。

治療計画の立案

  • 患者様の希望や口腔内の状態を考慮し、最適な補綴物や治療方法を提案します。
  • 材質や費用、治療期間についても説明します。

補綴物の製作準備

  • 必要に応じて歯を削ったり、型取りを行います。
  • 最新技術では、デジタルスキャンを用いて型取りする場合もあります。

補綴物の装着

  • 製作した補綴物を試適・調整し、最終的に装着します。
  • 噛み合わせや見た目を細かく調整します。

治療後のフォローアップ

  • 補綴物の状態を定期的に確認し、必要に応じてメンテナンスを行います。

補綴治療のメリット

  • 噛み合わせや歯並びの改善で咀嚼能力が向上。
  • 口元の見た目が自然に整う。
  • 他の歯への負担を軽減し、口腔内全体の健康を守れる。

補綴治療の注意点

適切なメンテナンスが必要

定期検診やクリーニングを怠ると補綴物の寿命が短くなる場合があります。

費用がかかる場合がある

特にインプラントやセラミック補綴物は、保険適用外の場合があるため、事前に確認が必要です。

材料選びの重要性

使用する材料によって審美性や耐久性が異なるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

まとめ

補綴治療は、失った歯の機能や見た目を回復させるだけでなく、口腔内全体の健康を保つために欠かせない治療です。歯科医師との相談を通じて、自分に最適な治療法を見つけることが大切です。

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